こんにちは！
胃を整えて痩せたみぽまるです。
過去に一世を風靡した
【酵素ダイエット】ブーム。
みぽまるも当時は
“酵素は体にイイらしい”
“酵素は痩せる”と、誤解してました。
生活習慣を変えずに
酵素さえ、体にたくさん取り込めば
痩せられると…💦。
そして、今ではそんなに単純で
簡単でもないことを身をもって実感しています。
酵素ブームは去ったものの、
酵素を取るだけで痩せられると
勘違いをしている方はまだまだ
多くいらっしゃるのではないのでしょうか。
今回のブログでは、
その酵素の誤解を解くために
酵素ドリンクを飲むだけでは
痩せない理由とについてご紹介いたします。
酵素ダイエットの魅力とは？
そもそも、巷で大流行した
酵素ダイエットの魅力とは何なのでしょうか。
現在も「酵素」関連の
ダイエット商品は多く販売されています。
酵素ダイエットの一般的な考え方は、
体の中で不足した酵素を補充するだけで
代謝機能アップ↑↑↑が可能に。
みぽまるはこのように理解していました。
そうなれば、痩せやすい体質へ変わると
考えている方が多いのではないのでしょうか。
最近、野菜不足だし、
カラダの外から補えばいいんだ～♪
何だか手軽に体質改善できそう♪
こんな考えで、楽にできそうで
理にもかなっていそうな点が大ヒットし、
酵素ダイエットの魅力となったはずです。
しかし、実際のところは、
手軽に酵素ドリンクから酵素を摂れば、
体内でそのままダイエットに役立つ酵素になると
思われがちですが…。実は違います。
体に良いことは、間違いないのですが、
簡単に痩せられることはないので、
誤解しないようにご注意いただきたいです。
そもそも酵素とは、いったい何者？
そもそも酵素とは、
いったい何者だか知っていますか？
以前は、酵素の中身はタンパク質であると
習ってきたのではないでしょうか。
しかし、最近では、
酵素はタンパク質という殻に包まれ
独自の働きをする生命体とも言われてます。
酵素については、
未知なる部分や謎も多く、
今後研究が進んでいく分野です。
酵素の基本的な知識についても
あいまいなので整理してみたいと思います。
酵素とは
酵素とは、タンパク質の一種で
人間や動物、植物などに存在しています。
酵素の大きさは、
ほぼ５～２０ナノメートルという
極小サイズで顕微鏡で見ることもできません。
形は球状で、形を頻繁に変え、
絶えず動き回り、衝突しながら変化します。
酵素は、生命維持のために重要であり、
体の中で起こるさまざまな化学反応を
スムーズにする役目があります。
つまり、あらゆる生物の体内で起こる
化学反応は、酵素なしで行うことはできません。
酵素の働きがあるからこそ、
呼吸をしたり、食べたり、話したりしながら
生きていくことができるのです。
人間の体にある100兆個の細胞が
絶えず新しい細胞に入れ替えるために
酵素を必要としています。
酵素の役割は「触媒」として働く
酵素の役割については、
体の中での消化・吸収・輸送・代謝・排泄といった
あらゆる過程の反応を助けてくれる物質です。
体は食べた物をそのまま利用できません。
食べたものを効率よく変化させ
消化やエネルギーを生み出してくれるのが
酵素なのです。
酵素の役割は「触媒」として働くことで、
生体内の化学反応を円滑にしています。
「触媒」とは、自身は変化しないまま、
接触する物質の化学反応の速度を早めるもの。
くっつけたり、離れさせたりと
２つの作用を持っています。
人間の体内では、
細胞の新陳代謝、
組織や遺伝子の修復、
毒素・老廃物の排泄などの
生体反応に関わっています。
酵素の特徴的な性質
酵素は他のタンパク質と異なり、
活性の中心と呼ばれる穴があります。
その穴で、作用する物質（基質）をとらえ、
分解や合成などの化学反応を素早く行っています。
この働きが、酵素の触媒作用です。
触媒を用いた化学反応は、
中学生の理科の実験でも学習していたはず。
触媒は熱が高いほど、
その働きが大きくなると習いました。
しかし、酵素は生きて活動しているため、
そのようにはならないという
酵素の特徴的な性質があります。
最適温度
最適温度とは、
最も活性化高まる温度は
人間の体内では体温38度～40度である
ということです。
病気の時に、高熱となるのは、
体内の酵素の働きを高めるためでもあります。
高熱は早く治そうとする体の反応のため
体力的にツラくないようでしたら
解熱剤を用いてまで熱を下げる必要はないのです。
最適ｐH
酵素には、「最適温度」と同様に、
「最適ｐH（ピーエイチ）」があるのも
特徴となります。
ｐHとは水素イオンのことで
０～14までの数値で表記されています。
ｐHの分類は
真ん中の７が中性、
それ以下（0～7）が酸性、
それ以上（7～14）がアルカリ性。
人間の体はpH7.35～7.45の
弱アルカリ性に保たれていますが、
体の部位によってｐHは異なります。
皮膚や髪の毛は、
細菌やカビから守るため、
ｐH5.5～6.5の弱酸性。
胃は、通常ｐH５以下ですが、
食物が入ってくるとｐH1.5の強酸性。
小腸はｐH5～6.5、
大腸はｐH5～６の弱酸性で
胃酸でも生き残った悪い細菌や
新たな細菌と戦うためです。
このように消化管は
弱酸性に保たれています。
ただ、十二指腸のみは、
ｐH８の弱アルカリ性でないと、
膵液酵素が働かないようになっています。
それぞれの酵素が、
それぞれの場所で働くため、
最適ｐHも異なることが
ご理解いただけるでしょう。
気質特異性と反応特異性
作用する物質（基質）を
１つだけ選択するという基質特異性。
基質とは、酵素によって
化学反応を触媒される物質のこと。
炭水化物に作用する酵素はアミラーゼ、
タンパク質に作用する酵素はプロテアーゼ、
脂質に作用する酵素はリパーゼ。
このように、
基質ごとに異なる酵素が存在します。
人間の体は、
入ってきた食べ物の種類に応じて
ふさわしい酵素が働くようにできています。
掛け持ちすることはNGで、
必要量を分泌するので、
「適応分泌の法則」とも呼ばれます。
また、特定の反応だけに対して
作用するという反応特異性。
これらの性質を持つことが
酵素の最大の特徴です。
そのため、反応の数だけ
酵素の数があるというわけです。
酵素の種類と働きについて
体内での酵素の働きは、
大きく分けて２種類あります。
1つ目は、外部から食べ物で
取り入れる「体外酵素」。
生の食物に含まれている酵素であり、
植物や動物など、命あるものの酵素を
外部から取り入れる酵素を指します。
もう1つは、人の体にある
「体内酵素（潜在酵素）」です。
体内酵素（潜在酵素）には、
食物を消化する「消化酵素」と
生命活動のための「代謝酵素」が
あります。
体内酵素（潜在酵素）は
人それぞれ一生の間に生産される総量が
決まっているのだとか。
それでは、それぞれの酵素について
詳しく見ていきましょう！
食物酵素
食物酵素とは、
食物の中に含まれている酵素であり、
体の外からとる酵素です。
最適温度があるように、
酵素は熱に弱いので、
生の野菜や果物、肉や魚から
取り入れなければなりません。
ご参考までに代表的な食物酵素を
以下に記載しておきますね。
🥒キュウリ → ホスホリパーゼ
🥝キウイフルーツ → アクチニジン
🥑アボカド → リパーゼ
みぽまるは、体内で不足した酵素は
食物酵素で補うことで
痩せられると勘違いしていました。
食物酵素がそのまま体内で、
痩せるための酵素になると思われがちですが、
そんなに単純な仕組みではありません。
食物酵素は、
食物そのものの消化を助けるために働き、
体内酵素の働きを高めるために
とても役立っています。
具体的には、
ダイエットと酵素の関係にて
ご紹介いたしますね。
消化酵素
消化酵素とは、
潜在的に体内にある酵素の一つです。
文字通り、体に取り入れた食物を
消化する働きがあります。
栄養価の高い食べ物を食べたとしても
消化酵素によって小さく分解され、
体内に吸収されなければ栄養にはなりません。
消化酵素の働きがあるからこそ、
適正な栄養素を獲得し、
健康に直結しています。
消化酵素の種類は
24種類ほどありますので、
代表的な消化酵素を記載しておきます。
| 唾液線 | アミラーゼ | （炭水化物を分解） |
|---|---|---|
| 胃 | ペプシン リパーゼ | （タンパク質を分解） （脂肪を分解） |
| 小腸 | マルターゼ スクラーゼ ラクターゼ | （麦芽糖をブドウ糖に分解） （ショ糖をブドウ糖と果糖へ分解） （乳頭をブドウ糖とガラクトースへ分解） |
| 膵臓 | トリプシン キモトリプシン | （ポリペプチドをアミノ酸へ分解） |
代謝酵素
代謝酵素とは、
エネルギー産生や解毒などの
生命活動を支える酵素です。
消化酵素以外の酵素全てが
代謝酵素となります。
ダイエットと酵素の関係で大切なこと
ダイエットと酵素の関係については、
潜在的に体内にある２つの酵素の
バランスがとても重要となります。
２つの体内酵素とは、
「消化酵素」と「体内酵素」でしたね。
酵素の１日に製造される量は決まっています。
健康な状態の体内酵素のバランスは、
「代謝酵素」が多く、
「消化酵素」が少なくなってるように、
一方が多くなれば、一方は少なくなります。
不健康な状態では、消化酵素ばかりが働き、
代謝酵素の働きが奪われている状態です。
代謝酵素の働きには、
呼吸、エネルギー産生、筋肉の収縮、
体温調節、免疫反応 細胞の新陳代謝、
組織や遺伝子の修復、毒素・老廃物の排泄
など、ダイエットと深い関りがあるものも。
代謝酵素の仕事を最大限発揮するためには
どのような心掛けが必要となるでしょうか。
ダイエットをしていくうえで、
酵素との関係について
大切なことをまとめておきます。
消化酵素の浪費を防ぐこと
「消化酵素」と「代謝酵素」は
１日に製造される総量が決まっています。
消化酵素の浪費を防ぐことは、
代謝酵素の欠乏も防ぎます。
消化酵素の消耗を防ぐためには
何ができるのでしょうか。
🌸少量をゆっくりよく噛んで食べる
→唾液アミラーゼが分泌される
🌸生の野菜や果物を食べる
→食べ物の消化を助ける
🌸人工甘味料や添加物を避ける
→消化酵素を無駄に使わせない
🌸ファスティングを試してみる
→消化にエネルギーを使わない
無理なく始められるところから、
お試ししてみてはいかがですか。
ビタミン・ミネラルを補給すること
酵素のみでは働けないので、
ビタミン・ミネラルを補給することも重要です。
ビタミン・ミネラルは、
五大栄養素と言われるほど重要な物質ですが
酵素がなくては働きを生かすことができません。
つまり、酵素の補佐役であり、
酵素が活躍するための潤滑油的な存在です。
酵素の働きをサポートする「補因子」として、
ビタミンは「補酵素（coenzyme）」、
ミネラルは「補助因子」と言われています。
なかでも、ビタミンB群は、
体内で代謝に関わる補酵素の構成材料として
重要な生理機能を持っています。
偏った食事ではなく
なんでもバランスよく食べることが
ダイエットへの近道かもしれませんね。
【酵素の誤解を解く】胃酸で失活するは嘘だった
ここで酵素のよくある誤解を
解いておきましょう。
生野菜や酵素ドリンクなどから
酵素を外部から取り入れたとしても
酵素はタンパク質なので、
消化酵素によって分解されてしまうとか、
胃酸で失活するから意味がないのでは？と
考えた方もおられるでしょう。
実は、酵素は胃酸で失活するというのは
嘘であることが分かりました。
なんと、酵素は胃酸で完全に失活はしないのです。
小腸で蘇る酵素もある
食物酵素に関して、胃酸で失活するから
外部からとっても意味がないということを
一度は聞いたことがあるでしょう。
実は、正しくは、
酵素には胃酸で失活しないものもあり、
胃酸で失活したように見えて
小腸で蘇り再度活動を始めるものもあるようです。
胃酸で失活するという常識を持っていたので、
このような事実は目からうろこでした。
胃酸で完全に死滅する酵素はあり得ないので
安心して口から酵素を取っても大丈夫
ということになりますね🌟
胃には消化酵素が分泌されない部位がある
食べ物が胃に入ってしまえば、
消化酵素の洗礼を受け、
食物酵素も意味がないと考えがちです。
しかし、胃には消化酵素が分泌されない部位があります。
胃の入り口である噴門部と胃底部は、
消化酵素が分泌されず、蠕動運動がない状態で
食物が約１時間から１時間半留まることができるのです。
胃酸で、酵素も分解されるという
常識だったのですが…。
胃底部では、消化酵素が分泌されず
食物自身の持っている酵素を
用いることができます。
潜在酵素の消化酵素を使うことなく
食べ物の消化を進められますので、
消化酵素の節約となり
代謝酵素にエネルギーを回せるということ。
これにより、食物酵素を取り入れることは
人間の体にとって、とても有益であることが
お分かりいただけたかと思います。
酵素ドリンクを飲むだけでは痩せない理由
これまでの酵素の説明で、
食物酵素を口から摂取しても
酵素の働きは失われない
ということが分かりました。
それなら、酵素にまつわる製品を摂取しても
効果が最大限期待できると考えるはずです。
酵素ドリンクもしかり。
しかし、酵素には最適温度がありますので
温度によって失活してしまう可能性は大いにあります。
人間の体温は35～37度くらいなので、
とても酵素が働きやすい環境です。
しかし、酵素の摂取を期待して
酵素ドリンクを飲む場合は、
酵素が失活している可能性があるので
注意が必要です。
酵素ドリンクを飲むだけでは
痩せない理由についてご紹介いたします。
清涼飲料水規格のため加熱工程が必須
【酵素ドリンク】と聞くと、
飲むだけで酵素のパワーを取り入れられると
思ってしまいますよね。
しかし、酵素ドリンクは清涼飲料水規格であるため、
食品衛生法に加熱工程が義務づけられています。
そのため、酵素ドリンクの
酵素は失活している可能性が…😨
そうでありますと、酵素ドリンクから酵素を
外から体に直接補うことはできませんよね。
働きを失った酵素を摂取していることになります。
ですので、酵素ドリンクを飲むだけで
『酵素のパワーで絶好調に痩せる』
そのような効果は期待が薄いと思います。
酵素ドリンクは栄養の塊、飲むだけでは太る
酵素のパワーを期待できなくとも、
酵素ドリンクは野菜や果物が詰まった
栄養の塊であることは間違いありません。
誤解を招かないためにも、
【酵素ドリンク】ではなく
【超濃厚スーパー栄養健康ドリンク】
としてほしいものですね。
そもそも酵素ドリンクを
摂取する目的とはなんでしょうか？
痩せるためですよね？
カラダの外から酵素を補って、痩せ体質に！
なんて考えている方が多いと思います。
普段の生活を変えずに
飲むだけで痩せることを
期待することでしょう。
しかし、酵素ドリンクの作り方は、
砂糖などの糖分に野菜や果実を加え、
これらを主原料に発酵させた栄養ドリンクです。
栄養分を低分子化させているので
体内で吸収しやすくなるメリットがあります。
原料の大部分が糖質であるので、
普段の食生活を変えずに
飲み物として飲んでいては太るのは明らかです。
酵素ドリンクは糖質などの栄養の塊、
飲むだけでは太るので、
正しい知識でのダイエットが必要です。
酵素ドリンクはファスティング時の活用がおすすめ
酵素ドリンクは、
ファスティング時の活用がおすすめです。
その理由としては、
ファスティング時の空腹感を
和らげてくれるからです。
水のみでは我慢できなくとも、
ファスティング用の酵素ドリンクがあれば
乗り越えられることができます。
それに、酵素ドリンクに含まれる
ビタミンやミネラルが、
体脂肪の代謝や解毒をスムーズにし、
体調不良を引き起こしにくいため、
ファスティングの成功率も高めてくれると感じています。
酵素ドリンクがないと
ファスティングを成功させる自信がありません。
自分に合った味やお値段の
ストレスなく続けられる
酵素ドリンクを見つけてみてくださいね！！
まとめ
今回のブログでは、
酵素ドリンクを飲むだけでは
痩せない理由についてご紹介いたしましたが、
いかがでしたでしょうか。
皆様の酵素に対する誤解は
解くことができましたでしょうか。
酵素ドリンクを飲めば痩せる
という単純なことではありません！
ドリンクの中身を見ても
それだけではむしろ太ってしまう
可能性が高いことをご承知おきくださいね。
正しい知識と方法に則って
ダイエットを加速させてほしいなと思います。
みぽまるも知識を増やしながら、
性格や生活に合ったダイエット法を
一生継続していきます。
みなさまも楽しみながら
一緒に頑張りましょう🎵
以上、みぽまるでした。
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。
【厳選】みぽまるがおススメするダイエット優良商品
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ズボラでダイエット経験豊富なみぽまるが
おススメするダイエット優良商品の一覧です。
失敗や成功も含めて経験豊富の中から、
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ダイエットのご相談にものれるかなと思います。
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以上、
ズボラ改善中のみぽまるでした☆
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